タウンニュース紙に会長の記事が掲載されました。

敬老の日特別企画

８４歳で新会社立ち上げ

栗城博さん

 

自ら不動産会社を立ち上げ、現在は会長職の栗城博さん（85）が、今年新会社「はるかぜ株式会社」を立ち上げた。

きっかけは、昨年、94歳になる義母の大怪我だった。自宅で転倒した義母は、治療後、自宅での生活に不安を感じ、自ら老人ホーム入所を口にする。

栗城さんは、施設探しのため、本を読んで勉強するが「どの施設が義母に最適な施設なのか」判断がつかなかった。そんな時に紹介されたのが老人ホーム紹介業者。

「専門家がいることにびっくり。紹介料が無料ということでびっくり」（栗城さん）。

今後同様に困る人が増えるはず、と介護施設紹介業を専門とする会社設立を思い立った。

「これまでの人生経験を生かし、よろず相談から入所まで、寄り添う提案ができるはず」と胸を張る。

周囲からは年齢を考慮し「無理をしないで」と心配されるも、どこ吹く風。

「歳を重ねた今の自分だからこそできる社会への恩返し」と使命感を感じている。

会社設立早々のコロナ禍で、介護施設への視察、訪問は、思い通りにいかないことも。それでも県央地区を中心に、施設のデータは集まり、着実に浸透しつつある。

「サポートできることが生きがいです」と笑顔はまだまだ若々しい。

《タウンニュース大和版2020.09.18》

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